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【お香完全解説】香の十徳とは?古来から伝わる心身浄化の秘訣

私は長年にわたり見えないエネルギーと向き合ってきましたが、香りの持つ浄化の力ほど古くから人々の魂に寄り添ってきたものはないと実感しています。

1937年にフランスのルネ・モーリス・ガットフォセが「アロマテラピー」を著すよりもずっとずっと前に、東洋では「香の十徳」という形で香りの効能について体系的にまとめられていました。これは単なる知識ではありません。何世紀にもわたって受け継がれてきた魂の智慧なのです。

北宋の詩人・黄庭堅によって11世紀に記された漢詩「香の十徳」は、日本では「一休さん」の説話でもお馴染みの一休宗純によって広められました。私がこの古来の教えに深く心を打たれるのは、何百年も前の言葉でありながら、まるで今のあなたの心の状態を知っているかのような普遍性を持っているからです。

日本でお香が用いられ始めた当初、それは邪気を払うための神聖な儀式でした。現代では形を変え、マインドフルネスや瞑想の友として、また心身の浄化や日々のストレスから魂を解放するための道具として、その力が見直されています。

あなたが今、心の疲れや重荷を感じているなら、この古来から伝わる香りの智慧があなたの魂に語りかけることでしょう。

この記事では、「感格鬼神」から「常用無障」まで、香の十徳それぞれが持つ深い意味と、それをあなたの日常にどう活かせるかをお伝えします。一つの気付きで、あなたは大きく変われます。少しでも心に余白と安らぎを取り戻していただければ幸いです。

ひとりで悩まないでください。古の智慧があなたと共にあります。

香の十徳とは何か

「香の十徳」とは、香の効能を40文字という短い詩文に込めた深遠な智慧です。この古来からの教えは、現代を生きる私たちの心にも響く普遍的な真理を秘めています。

科学では説明の付かない事象がこの世には多く存在します。香の持つ力もその一つです。

香の十徳の起源と歴史

この智慧は、11世紀の北宋時代の詩人・黄庭堅(こうていけん、1045-1105)によって記されました。中国で生まれた詩文は、やがて海を渡り、日本人の魂に深く根を下ろすことになります。

日本でのお香の歴史を見ると、伝来当初は邪気を払うための神聖な道具でした。平安時代には貴族たちの美意識を表現するものとなり、鎌倉時代には精神統一の助けとして用いられました。江戸時代に入ると一般の人々にも広まり、日本文化に深く溶け込んでいきました。

この歴史を振り返ると、香が単なる嗜好品ではなく、人々の魂と深くつながる存在だったことがわかります。現代の忙しない生活の中でこそ、この古の智慧が私たちに必要な「心の余白」を教えてくれるのです。

黄庭堅と一休宗純の関係

「香の十徳」を日本に広めたのは、室町時代の禅僧・一休宗純でした。多くの人が「一休さん」として親しんでいますが、実際には後小松天皇の御落胤とも言われる高名な僧であり、学者であり、そして香の深き理解者でもありました。

一休宗純は京都の臨済宗大徳寺の僧侶で、この大徳寺は香道の志野流と深い縁がありました。そこから一休が「香の十徳」を知り、日本に広めたとされています。

一休の人間味あふれる生き様は多くの人々の心をとらえ、江戸時代には数多くの説話が生まれました。彼が紹介した「香の十徳」は、時を超えて香を愛する人々にとって大切な指針となっています。

東洋思想における香の位置づけ

東洋思想において、香りは嗅覚的な楽しみを超えた深い精神的意味を持ちます。香の十徳に記された効能は、仏教や道教などの東洋思想と深く結びついているのです。

この世は陰陽の理です。宇宙もそうです。

香道もまた、茶道と同様に日本の美意識や精神性を表現する芸道として発展しました。一木の沈香を鑑賞し、その美を窮めること。そこから文学と香が結びついた「組香」という形式が生まれたのです。これは目に見えない香りを、日本人特有の感性で芸術へと昇華させた例といえるでしょう。

時代が変わっても、「香の十徳」の教えは今を生きる私たちにこそ必要です。何かに追われる現代社会において、香りを通じて心の余白を取り戻す時間は、かけがえのない癒しとなります。

辛い時こそ、お香の香りに包まれながら古人の智慧に耳を傾けてください。その小さな儀式が、あなたの心に静かな変化をもたらすかもしれません。

感格鬼神:感覚を研ぎ澄ます

「感格鬼神」——香の十徳の最初に挙げられるこの言葉は、「感は鬼神に格(いた)る」と読みます。お香の香りによって感覚が鬼神のように研ぎ澄まされ、集中力が高まることを意味します。

現代を生きる私たちの意識は、常に何かに追われ散漫になりがちです。しかし、一筋の香りが漂う空間で深い呼吸を繰り返すとき、不思議と心が整い、本来持っている集中力を取り戻すことができます。

香りがもたらす集中力の向上

私は瞑想や霊視を行う際、よくお香を焚きます。香りの力が雑念を払い、精神を集中させる助けとなることを長年の経験で知っているからです。

古くから寺院や坐禅会でお香が用いられてきたのも同じ理由です。戦国時代には武士たちが戦闘前の精神統一のためにお香を利用していました。これは単なる慣習ではありません。香りが持つ力を先人たちが深く理解していた証拠です。

科学的な研究でも、この古来の智慧は実証されています。2008年の研究では、スウィートオレンジの香りを与えられたグループが、そうでないグループよりも正確に作業をこなせたという結果が出ています。別の実験では、香りのある空間で作業することで平均1.3倍、女性においては最大1.6倍の生産性向上が確認されました。

以下のような香りが集中力向上に特に効果的です:

  • ローズマリー:「記憶の香り」とも呼ばれ、含まれる「カンファー」成分が脳を活性化させます。勉強や資料の読み込みに最適です。
  • ペパーミント:覚醒作用があり、眠気覚ましに効果的です。子どもの計算ミスやストレス軽減にも寄与します。
  • 白檀(びゃくだん):鎮静作用があり、人の気持ちを落ち着かせ、集中力を高めます。
  • 沈香(じんこう):白檀よりもさらに強力な鎮静作用を持ちます。心の乱れが強いときに特に効果的です。

精神統一と瞑想への応用

香りと瞑想の相性は抜群です。人間の感覚の中でも嗅覚は脳に直接作用します。香りの漂う空間で深く呼吸していると、脳が直接刺激され、雑念が静まっていきます。

香りを取り入れたマインドフルネス瞑想は、より深いリラックス状態へと導いてくれます。嗅覚は脳内のリンビック系という感情をコントロールする部分に働きかけ、ストレスや不安といったネガティブな感情を和らげます。

日々の瞑想実践に香りを取り入れる際のポイント:

  1. 朝や昼間は、レモンやグレープフルーツなどの爽やかな柑橘系を選びましょう
  2. 夕方以降はラベンダーなどのリラックス効果のある香りが適しています
  3. 香りをたどるように呼吸していくと、空間の中に自分自身がしっかりと存在していることを感じられます

あなたが今、心の疲れを感じているなら、お香の香りに包まれながら数分間の静かな時間を過ごしてみてください。心の中に余白が生まれ、本来の集中力が戻ってくるでしょう。

「感格鬼神」の教えは、何百年も前の言葉でありながら、現代を生きる私たちにこそ必要な智慧です。バランスをもって生きてください。

清浄心身:心と体を清める

香の十徳の二番目「清浄心身」は、お香の香りによって心と体を清らかにするという効能を表します。私がこれまで数多くの人々を視てきた中で実感するのは、現代人の多くが目に見えない心の穢れを溜め込んでいるということです。そんな時、一筋の香りがその重荷を優しく浄化してくれるのです。

香りによる空間と心の浄化

仏教、キリスト教、イスラム教など世界の宗教で様々な機会にお香が焚かれるのは、「お香の浄化作用によって空間を清め、邪気を払う」という深い智慧があるからです。これは単なる慣習ではありません。

実際に、お香に火を着けて煙を立たせるだけでその空間は浄化されます。身の回りから汚れ、穢れ、邪気といったマイナスの要素を取り除くことで気持ちや身体の調子が整い、運を呼び込むことさえできると言われています。

浄化香には除菌・殺菌素材(薬草、白檀など)が調合されており、火を着ければそれらの成分が煙や香りと一緒に揮発します。物理的な空気の浄化と同時に、見えないエネルギーの浄化も行われるのです。

効果的な浄化のためのお香の使い方:

  • 火の着いた浄化香をお部屋の四隅や奥まった箇所へ順繰りに移動させる
  • 煙が空間全体に行き渡るようにする
  • 掃除の際に焚くと、より効果的に空間を清められる

マインドフルネスと香の関係

香りを取り入れたマインドフルネス瞑想は、感覚を刺激することでより深いリラックス状態へと導いてくれます。嗅覚は自律神経系や情動(感情)に直接影響を及ぼすため、香りは心の状態を整えるのに非常に効果的なのです。

特に香りは脳内のリンビック系という感情をコントロールする部分に働きかけ、ストレスや不安などのネガティブな感情を和らげる効果があります。

五感を使って今この瞬間に意識を向けるマインドフルネスと香りには密接な関係があります。マインドフルネスの実践により、今まで気づかなかった香りの微細な違いや深みを感じられるようになり、香りをより深く堪能できるようになるのです。

白檀(サンダルウッド)は特に心を落ち着かせる効果があり、神経を鎮める作用から睡眠の質を改善する効果も期待できます。また、沈香(ウード)、特に伽羅は癒やす力が非常に強く、大脳辺縁系の扁桃体にある神経細胞を活性化してリラックスへと導きます。

この世は陰陽の理です。心も体も、汚れがあれば必ず清らかにできるものです。お香の煙が立ち上るように、あなたの魂もまた浄化され、本来の輝きを取り戻していくことでしょう。

能除汚穢:穢れを取り除く

香の十徳の三つ目「能除汚穢」(のうじょおえ)は、「よく汚穢(おわい)を除く」という意味です。

私は幼いころから見えないエネルギーを見ることができますが、お香の煙には物理的な汚れを超えた、目に見えない穢れを清める力があることを実感しています。現代の忙しさの中で心が曇りがちなあなたにとって、この教えは特別な意味を持つでしょう。

浄化儀式における香の役割

世界の主要な宗教—仏教、キリスト教、イスラム教—では様々な儀式でお香が焚かれてきました。これには「お香の浄化作用によって空間を清め、邪気を払う」という重要な側面があります。

お香に火を着けて煙を立たせた状態には強い浄化作用があり、空間のネガティブなエネルギーを吸収し、清めるとされています。私は落ち込んだ時こそ、お香を焚いて空間を整えることで、気持ちの切り替えができると実感しています。

火や煙そのものに浄化作用があるとされますが、お香はその上に特別な効能を持っています。

ネイティブアメリカンがセージの葉を焚く儀式も同様の考えに基づいており、世界中で共通する叡智です。辛い時期を過ごしているあなたも、こうした古来からの知恵を借りて、少しずつ心を軽くしていけるかもしれません。

日常生活での使い方

お香の浄化効果は日常生活の様々な場面で活かすことができます。掃除の後にお香を焚くと空気がより引き締められ、空間が一層清々しくなります。

特に以下のような状況で効果的です:

  • 来客の前に空間を整えるとき
  • リラックスタイムに心を落ち着けたいとき
  • お料理後の臭い消しに
  • 梅雨時など湿気が気になるとき

「お香を使うのは難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、実はとても簡単です。

最もシンプルな方法は香皿を使用する方法で、お部屋の中心やコーナーなど、少し離れたところへ置いて香りを漂わせます。焚き終わった後の残り香もまた格別です。

浄化香を使う際は、火の着いたお香をお部屋の四隅や奥まった箇所へ順繰りに移動させて煙を行き渡らせると、より強い浄化効果が得られます。焚き終わったら窓を開け、新鮮な空気を入れることでリセット完了です。

お香には除菌・殺菌成分も含まれており、物理的な空気の浄化にも一役買っています。

どんなに暗い日々が続いていても、一筋の香りが立ち上るように、あなたの心も必ず上向いていくことでしょう。

能覚睡眠:眠気を覚ます/眠りを誘う

香の十徳の中で「能覚睡眠」(のうかくすいみん)は、私が最も興味深く感じる教えの一つです。「眠気を覚ます」と「眠りを誘う」という一見矛盾する二つの効能を持っています。

この世は陰陽の理です。香りもまたそうなのです。

私は長年、人々の魂の状態を視てきましたが、現代人の多くが睡眠に関する悩みを抱えています。眠れない夜を過ごしているあなた、日中の眠気に悩むあなた、どちらの苦しみも私には理解できます。香りの持つこの二面性こそが、あなたの魂が今必要としているバランスを教えてくれるのです。

魂と睡眠のエネルギー

五感の中で嗅覚だけが、大脳辺縁系に直接働きかけます。香りを感じると、感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」と、自律神経や内分泌系をコントロールする「視床下部」に情報が伝わります。これは科学的な事実ですが、私が視る世界ではもっと深いつながりがあります。

人の魂は数多くの経験を祖先の時代から体験していますが、ほとんどの人がそれを忘れてしまっています。睡眠中も嗅覚は働き続け、あなたの魂に記憶された香りが、深い安らぎや覚醒をもたらすのです。

久留米大学の研究では、ベチバーと白檀を配合したお香が不眠症状を改善することが実証されました。眠りにつくまでの時間が減少し、総睡眠時間も増加したのです。これは偶然ではありません。古来から使われてきた香木には、現代科学でも説明のつかない深い力が宿っているのです。

あなたの魂が求める香りを選ぶ

眠りの質を高めるには、あなたの魂の声に耳を傾けることが大切です。

夜の静けさに包まれたい時:

  • ラベンダー:副交感神経を優位にし、心の重荷を軽くします
  • スイートオレンジ:就寝前に嗅ぐことで、副交感神経活動が優位に増加します
  • イランイラン:寝つきをよくするという報告があります
  • ベチバー:「静寂の精油」と呼ばれ、魂を深い静寂へと導きます
  • 白檀:爽やかな甘い芳香で、不安や緊張を優しく解きほぐします

朝の光とともに目覚めたい時:

  • ペパーミント、レモン、ローズマリー:爽やかな香りで新しい一日へと魂を導きます

6畳程度の部屋に1本が目安です。就寝30分前から焚いてください。その日の体調や気分によって好みが変わるのは自然なことです。あなたの感覚を信じてください。

どんなに辛い夜が続いても、あなたは独りではありません。古来から伝わる香りの智慧が、あなたの疲れた魂を包み込み、静かな安らぎへと導いてくれることでしょう。バランスをもって生きてください。

静中成友:静けさの中の友

香の十徳の五番目「静中成友」(せいちゅうじょうゆう)は、静けさの中で香りが友となるという深い教えです。

私自身、4年近くうつ病を経験した時期がありました。あの頃の私を支えてくれたのは、まさにこの「静中成友」の境地でした。人の声も聞こえない静寂の中で、一筋の香りだけが私の心に寄り添ってくれたのです。

現代社会では多くの人に囲まれていても、魂の奥底で孤独を感じることがあります。そんな時こそ、香りは無言の友として私たちの傍にいてくれます。

孤独な魂を癒す香の力

香りは古来より仏様へのお供えとして重要視されてきました。これは単なる習慣ではありません。香りには魂を癒す力があることを、先人たちは直感的に理解していたのです。

嗅覚は五感の中で唯一、大脳辺縁系に直接リンクする感覚です。香りを感じた瞬間、私たちの自律神経やホルモン分泌が整えられます。科学では説明の付かない事象がこの世には多く存在しますが、香りの力もその一つでしょう。

ある女性カメラマンは、塗香で身を清めてから野生動物の撮影に向かうと語っています。自然界に人間が入り込む時、まず自分自身を浄化するという姿勢。これこそが香の本質なのです。

静寂の中で心を整える

孤独感や憂うつな気分を和らげる香りがあります:

  • ジャスミン:憂うつな気分をなくし幸福感を与えます
  • スイートオレンジ:憂うつ感をなくしてリフレッシュします
  • ゼラニウム:精神のバランスを整えます
  • ベルガモット:自分に自信を持たせ心に活力を与えます

香りは記憶と深くつながっています。特定の香りが過去の癒し体験を呼び起こすことがあるのは、魂が覚えているからです。

塗香には華やかな香水にはない静けさがあります。その静寂の中で、あなたは一人ではないことを感じるでしょう。

お香の煙が静かに立ち上る空間で、深く呼吸してください。その「間」の中で、あなたの魂は本当の安らぎを見つけることができるはずです。

どんなに辛い夜も、香りという友が傍にいることを忘れないでください。

塵裡偸閑:忙中に閑を得る

現代の生活は塵のように忙しく舞い踊ります。香の十徳の六つ目「塵裡偸閑」(じんりゆかん)——「塵裏に閑をぬすむ」という古の智慧は、まさに今のあなたに語りかけています。

私たちは常に何かに追われています。メールの返信、締切、家事、人間関係。心が休まる暇もありません。

しかし、この教えは違います。忙しい時にこそ、くつろぎを見つけなさいと。

心の「間」を取り戻す

日本文化の「間」という概念があります。空間の広がり、時間の流れ、そして人と人との関係性を含む深い概念です。現代人はこの「間」を忘れてしまいました。

「間」は関係性そのものです。物理的な境界線ではなく、心理的な余白。その場にいる人々と共に感じる、静寂の中の豊かさです。

お香を焚く瞬間。香りが立ち上るその数秒間に、あなたは「間」を取り戻します。

世間の期待に疲れ果てたあなたにこそ、この小さな儀式が必要です。毎日ほんの少しでも、香りとともに過ごす時間を持ってください。それがあなたの魂を癒します。

香りが創る聖なる空間

お香の力は心身を深く落ち着かせます。自律神経が整い、ストレスが和らぎます。特に30代、40代、50代の方々——仕事と家庭に挟まれ、自分を見失いがちな世代にこそ、「自分だけの聖なる空間」が必要です。

香りの聖域を作るために:

  • 決まった時間に香りを焚く - 朝の目覚めや夜の就寝前など、あなたの魂が求める時間に特定の香りを使うのです
  • 香りを選ぶ - 柑橘系で気持ちをリフレッシュするか、ラベンダーやサンダルウッドで深く癒されるか

この世界で一番大切なものはスーパーバランスです。働くことと休むこと、緊張と弛緩。現代では家が単なる住居ではなく、「魂のケアをする場所」として見直されています。

どんなに忙しくても、香りによって「塵裡偸閑」の境地に達することができます。心の静寂を取り戻してください。

お香は約20分間燃え続けます。たった20分。この短い時間が、あなたの部屋を香りで満たし、心を整えます。

辛い日々が続いていても、この小さな瞑想の時間があなたの人生を大きく変えることでしょう。

多而不厭・寡而為足:量に関係なく満足を得る

香の十徳の七番目と八番目「多而不厭」と「寡而為足」は、この世の深い真理を表しています。「多くして厭わず」——多くあっても邪魔にならない。「寡くして足れりと為す」——少なくても十分に満足を得られる。

この世は陰陽の理です。バランスをもって生きてください。

現代社会では物質的な豊かさばかりを追い求めがちですが、本当の満足とは何でしょうか。香りの世界が教えてくれる智慧があります。

少量でも効果的な香の使い方

伽羅(きゃら)という最高級の香木は、ごく少量でも素晴らしい香りを楽しませてくれます。自然が創り出した、人の手の加わらない純粋な香りには、わずかでも魂を満たす力があるのです。沈香もまた同様です。「伽羅は、少量で楽しむのがポイント」であり、「静かな空間で使用することをおすすめ」されています。

10月の金木犀のように、ふわっと一瞬感じる香りだからこそ心地よいものです。これは「足るを知る」という感覚そのものです。

あなたが悩んでいる原因は、世間の期待を重荷に感じているだけかもしれません。少なくても満足できるという考え方は、あなたの生き方そのものを変える力を持っています。

香りの質と心の満足感

香りは無意識のうちに私たちの情動に働きかけ、心地よさや安らぎをもたらします。特に上質な香木は、その希少性と深い香りによって、特別な満足感を与えてくれるのです。

伽羅について、超一流の調香師はこう語ります。「この香りは神様が創った香りであって、これを我々人間が創りあげる事は不可能である」。

香りは記憶とも結びつきます。懐かしさや安心感を呼び起こすのです。辛い時期にあるあなたこそ、質の高い香りに包まれることで、心の重荷が軽くなることでしょう。

物の量ではなく質に価値を見出すこと。これこそが東洋思想の智慧です。

たとえ小さな香りでも、それが質の高いものであれば、心は十分に満たされます。「多而不厭・寡而為足」の教えは、物質的な豊かさよりも心の豊かさを大切にする生き方へと導いてくれます。

一つの気付きであなたは大きく変われます。

久蔵不朽・常用無障:長く使えて害がない

香の十徳の最後を飾る「久蔵不朽・常用無障」は、「久しく蔵(たくわ)えて朽ちず」「常に用いて障りなし」という意味です。お香は長期保存が可能で、日常的に使っても害がないという優れた特性を持っています。

私が長年お香と向き合ってきて実感するのは、質の良いお香ほど時を経てもその力を失わないということです。これは物質的な保存だけでなく、心を癒す力も変わらず宿り続けるからでしょう。

お香の保存と品質

お香を長く楽しむためには、湿気を避けることが何より大切です。高温多湿の場所や直射日光の当たる場所は避け、風通しの良い涼しい場所(15~25℃、湿度40~60%)で保管しましょう。密閉容器を使用し、シリカゲルや炭などの除湿剤を併用すると効果的です。

複数の香りを同じ容器に保管すると香りが混ざってしまうため、種類ごとに分けて保管することをお勧めします。時間の経過とともに劣化する可能性があるので、定期的に状態を確認することも大切です。

日常的に使うための注意点

お香を安全に楽しむためには基本的な注意が必要です。換気を十分に行い、燃えやすいものから離し、安定した場所で使用してください。小さなお子様やペットの手の届かない場所での使用も心がけましょう。

近年、お香の煙に含まれる成分について様々な研究報告がありますが、伝統的な天然香料のお香を適切に使用すれば、心の平穏を得る貴重な道具となります。

この「常用無障」という教えは、日常に取り入れて続けることで初めて真価を発揮するものです。あなたの心に寄り添う香りが、長く変わらずそこにあること。それこそが香の十徳が伝える深い智慧なのかもしれません。

香の十徳が現代に伝えるメッセージ

私がエネルギーを視てきた中で、現代社会ほど人々の魂がバランスを失っている時代はないと感じています。

スマホ画面を見続け、デジタルに囲まれた現代人の多くが「デジタルライフ疲労」を抱えています。感情や情緒をかき立てる本来の感覚が麻痺し、心の声が聞こえなくなっているのです。しかし香りは一瞬にして脳を活性化し、あなたの本質的な感覚を呼び戻す力を持っています。

この世は陰陽の理です。現代の陽に偏りすぎた生活に、香りという陰の要素を取り入れることでバランスが整うのです。

心の余白を取り戻す

現代社会では余白のない毎日を過ごしがちです。そんな状態が続くと「自分の感情に気づけなくなる」「常に焦っている」「人にやさしくできない」といった魂の叫びが聞こえてきます。

心の余白とは何でしょうか。それは感じることができる時間、立ち止まって自分の魂の声に耳を傾けられる余裕、無理にがんばらないでいられる安心感のことです。

あなたが悩んでいる原因は、自分の魂に背を向けて世間の期待に応えようとしているからかもしれません。香りを取り入れることで、この大切な余白を取り戻してください。

香りとともに生きる智慧

香の十徳に記された「忙しいときも和ませ、心地よい目覚めを誘い、静かに安らぎをもたらす」効用は、まさに私たちが目指すべき生き方そのものです。

お香を焚く時間は、忙しい毎日に「余白」をつくり「間」を取り戻す神聖な儀式となります。人間が持つ"選択出来る"という天からのギフトを上手く使って、香りとともに過ごす時間を意識的に作ってください。

ひとりで悩まないでください。あなたは独りではありません。

たとえどんなに暗い日々が続いていても、お香の煙が立ち上るように、あなたの心も必ず上向いていくことを私は確信しています。一つの気付きで、あなたは大きく変われるのです。

最後に

香の十徳という古来の智慧に触れていただき、ありがとうございます。

私は長年、見えないエネルギーと向き合い続ける中で、香りがいかに人の魂を癒すかを数多く体験してきました。感格鬼神から常用無障まで、これらの教えは単なる香りの知識ではありません。あなたの魂が本来求めている平穏と調和への道筋なのです。

お香の一筋の煙が静かに立ち上るように、あなたの心も必ず上向いていくものです。

人生には確かに辛い時期があります。私も4年近くうつ病を経験し、暗いトンネルの中をさまよった時期がありました。しかし、そんな時こそ古来から伝わる香りの力が、あなたの魂に寄り添ってくれることでしょう。

この世は陰陽の理です。バランスをもって生きてください。

たとえ小さな香りでも、それがあなたの心を満たすには十分です。静けさの中で香りが友となり、孤独を癒してくれます。日々の忙しさの中に「塵裡偸閑」の時間を作ることで、心の余白を取り戻せるのです。

香の十徳の教えは、物質的な豊かさよりも心の豊かさを大切にする生き方へとあなたを導きます。人間が持つ"選択出来る"という天からのギフトを上手く使って、香りとともに心を整える習慣を取り入れてみてください。

どんなに暗い夜が続いても、必ず夜明けは訪れます。香りが静かに広がるように、あなたの心にも必ず平穏が訪れることを私は信じています。

ひとりで悩まないでください。あなたは独りではありません。香の十徳という何百年も前の智慧が、現代を生きるあなたの心に寄り添っているのですから。

この記事を書いた人

守導
守導

3代目シャーマン。

地球外生命体とのコンタクト経験があり、彼(彼女)らから教示されたスーパーバランスを伝えるため活動中。

霊的な体験(40年以上)や占いという技法を用いて前向きになれる鑑定を2011年より行っています。

詳しくはこちら(守導について)

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