日月神示は驚異的な販売数を誇る予言書とされています。2023年は著者・岡本天明の没後60周年という節目の年を迎え、その教えは今なお多くの人々の心に響き続けています。
実際に、日月神示はこれからの世に人類の存在を脅かす大きな災害が起こると予言しています。しかし、この試練を乗り越えた先には、人類が精神的な成熟を遂げ、新たな社会へと移行する希望に満ちた時代が待っているとされています。
そして、これまでの予言の多くが歴史的な出来事と一致してきたことから、その信頼性は多くの人達の中で揺るぎないものとなっています。
日月神示が示す未来の真実と、これからの時代を生きるための指針について簡単に解説していきます。
日月神示の基本的な教え
日月神示の教えは、宗教や教えではなく「三千世界の大道」として位置づけられています。この神示は、人々の精神的な成長と日常生活の両方に深い知恵を提供しています。
言葉の持つ力は、日月神示の中で特に重要視されています。特に日本語には「言霊」が宿るとされ、これは他の言語には見られない特別な性質だと説かれています。そのため、良い言葉を使うことが、精神的な成長の基礎となります。
食生活については、具体的な指針が示されています。特に注目すべきは、「一日二回の食事」という教えです。朝は「日の神様」に、夜は「月の神様」に供えて食べることが推奨されています。また、食事の際は「47回噛んで48回目で飲み込む」という具体的な作法も示されています。
日月神示は、以下の実践的な生活指針を示しています：
- 地場産の食材を選ぶこと
- 言葉を良いことに使うこと
- 感謝の心を持ち続けること
- すべての出来事を喜びで受け入れること
特に重要なのは、苦しみや悲しみさえも「うれしい」と受け入れる心構えです。これは、外から近づいてくるものが、実は内なる自分が招いたものだという深い洞察に基づいています。
この教えは、「世のため、人のため、己のため」という三つの目的のために存在します。そして、これらの教えを実践することで、私たちは太神に抱かれていることを実感できるとされています。
世界の変化
世界経済は2026年に向けて大きな転換期を迎えています。IMFの予測によると、2025年と2026年の世界経済成長率は3.3%となり過去(2000〜2019年)の平均である3.7%を下回るとされています。
さらに、この時期は単なる経済的な変化だけでなく、人類の意識が大きく変わる時期とされています。特に注目すべきは、物質主義から精神性重視の時代への移行が進んでいることです。
また、日本社会においては、2025年に団塊の世代が全員75歳以上となり、社会構造が大きく変化します。ただし、この変化は新しい社会システムを構築するための重要な機会となります。
一方で、占星術の観点からは、2025年は土星や冥王星の位置関係により、個人や社会全体に変革のエネルギーが流れる時期とされています。そして、この変化は人類全体の精神的な成長を促すものとして捉えられています。
この時期、人々の価値観は大きく変化し、「シェアの時代」への移行が進むとされています。したがって、これまでの競争原理から協調原理へと社会の基本的な在り方が変わっていくでしょう。
確かに、様々な課題に直面する時期ではありますが、これらの変化は最終的に「世界が天国のような場所になる」という希望に満ちた未来につながるとされています。むしろ、この時期を人類全体の意識が目覚める重要な転換点として捉えることが大切です。
ミロクの世への準備方法
ミロクの世への準備として、最も重要なのは「身魂（みたま）を磨く」ことです。これは、心と体の両方を清めながら、日々を誠実に生きることを意味します。
まず、内なる神様とのつながりを深めることが大切です。日月神示では、毎朝目覚めた時に、その日の生命を預かったことへの感謝を捧げることを教えています。また、自分の魂と守護霊たちの声に耳を傾けながら、最後は自分で判断し決めていくことが求められています。
具体的な準備方法として、以下の実践が推奨されています：
- 正しい食生活の実践（食べすぎを避け、感謝して食べる）
- 心と体の浄化（掃除や整理整頓を含む）
- 調和のある人間関係の構築
- 自分の本質的な使命の追求
特に「調和」は重要な概念です。これは単なる妥協ではなく、お互いを認め合い、許し合い、愛し合うことを意味します。また、必要に応じて適切な距離を保つことも、調和の一つの形です。
身体面では、適切な食事と運動で基礎体力を高めることが推奨されています。さらに、日々の生活では音読の実践も効果的とされ、これにより「内なる神」とのつながりが深まるでしょう。
このような準備を通じて、私たちは今後訪れるとされるミロクの世に向けて、霊的に成長し、真の自分を取り戻すことができます。そして、これらの実践は、単なる個人の成長だけでなく、世界全体の調和にもつながっていくのです。
最後に
確かに、2025年は人類にとって大きな試練の時期となりますが、日月神示が示す未来には希望が満ちあふれています。むしろ、この時期は私たち一人一人が精神的な成長を遂げる貴重な機会として捉えるべきでしょう。
そして、日々の生活で実践できる具体的な指針【感謝の心を持ち、良い言葉を使い、適切な食生活を送ること】これらの積み重ねが、より良い未来への確かな道筋となります。現在の苦しみや不安も、より大きな喜びへの通過点として受け入れることができるのです。
最後に、今まさに困難な時期を過ごしている方々へ。日月神示は私たちに教えています—どんな試練も、実は私たちの魂の成長のために与えられた贈り物だということを。この教えを心に留め、希望を持って前に進んでいきましょう。今後訪れるミロクの世は、私たち一人一人の小さな努力の先に待っているのです。
この記事を書いた人
3代目シャーマン。
地球外生命体とのコンタクト経験があり、彼（彼女）らから教示されたスーパーバランスを伝えるため活動中。
霊的な体験（40年以上）や占いという技法を用いて前向きになれる鑑定を2011年より行っています。
